MASUMOデイリーレポート 【2010年03月】

09/08 17:33  東京デイリーレポート

8日の東京時間は米ドル/円が83.34-36円まで下落、15年3カ月ぶりの円高水準を記録した。昨日の欧米の株安を嫌気して日経平均株価は200円を超える下げとなり、上海総合指数を始めアジアの株式市場も軒並み下落した。円高に対し、野田財務相は「明らかに一方的に偏っている。必要な時には断固たる措置をとる。重大な関心を持って今日も動向を見ている。」とコメントしたものの、従来の見解の焼き直しの域を超えずマーケットの反応は見られなかった。また、欧州時間に入り小沢前民主党幹事長が「為替市場介入もやるべき。円高が急速に進めば、景気対策として国債増発を念頭に入れざるを得ない可能性もある。」とのコメントを発した。これまでの首相・財務相・日銀総裁からの見解からは円高の対処に関して一線を画したものであるが、民主党代表選挙の最中でもあるため氏の提言の実効性に関しては疑問符が付く。マーケットも、米ドル/円買いに瞬間傾いたものの83.70円レベルに留まり朝方の高値を更新するには至っていない。今晩は22:00にカナダ中銀による政策金利発表、27:00に米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表などが控えている。マーケットはカナダ中銀が現行の政策金利0.75%から1.00%へ利上げを行うとの見方で大筋一致している模様。左京大夫


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